【連載】はたらくって意外と・・・ vol.4 吉野隆一さん

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「意外と遊べる日野マガジン」に
掲載した 5名のはたらき方を
インタビューしたこのコーナー。

WEBロングインタビューの4人目です。

VOL.4 吉野隆一さん

 
東京都日野市の三沢にある
とうふ処三河屋の吉野さんにお話を
伺いました。三河屋さんは、
市外からもたくさんお客様が
訪れる人気のお店です。
 
 

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-- こちらのお店は先代から
引き継がれたのですよね?
 
吉野さん:
はい、そうです。
私が店に立つようになり24年になります。
先代である父の代までは、夫婦で切り盛り
する経営でしたが、家族のことも考え、
今の従業員を雇うスタイルに
大きく方向転換をしました。

きっと、子どもながらに忙しくはたらく
両親、特に母の姿が印象的だったのだと
思います。

従業員はみな「隆さん」と慕ってくれています。
若い従業員も、遠慮がちにそう呼んで
くれると、本当にうれしいですよ。
 
⁻⁻ そうなんですね。お豆腐屋さん
というと朝が早いイメージですが?
 
 
吉野さん:
 そうですね、朝の仕込みは明け方の
4時から始まります。お店の片づけや
翌日の準備などで、お店を閉めるのは
深夜1時になることもあります。

お店を片づけている間も、従業員が
中にいるならと、せっかくなので
お店を夜8時まで開けています。

お客様にはよろこんでいただきたい
ですからね。

店頭のお客様の行列が、お店の一番の
営業マンです。本当にありがたいです。
 

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--  三河屋さんというと、こだわりの
お豆腐で市外からもいらっしゃるファンの
方が多いと聞きましたが?
 
 
これもまたありがたいことです。

先代から継いだのは、私自身が
選んだ道です。であれば、三多摩
一番のお店になりたいと励んできました。

そんな中、昔は日野市内に約40店舗
あったお豆腐店も、スーパーやコンビニで
いつでもお豆腐が買えるようになり、
今は2店舗だけです。

同じ品では生き残れないので、
手間をかけたこだわりのお豆腐を
作り続けています。

豆腐だけでも15種類あるんですよ。
 

 -- 吉野さんにとって、

「はたらくって意外と・・・?」を

教えてください。

 

「人とつながる」ことです。

 

お客様のために、
一緒にはたらく仲間のために、
家族のために、
そうやって人のために動くことが
最後に自分の喜びとして
戻ってきます。

 

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吉野隆一さん

とうふ処 三河屋 店主

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