【無料・保育付き】9/10(土)日野市共催イベントが決まりました!

私たちの暮らしにおける

「はたらく」を考えるサロン

@東京・日野

 

みなさまに嬉しいご報告があります。

 

この度、とある大切な方からの

ご紹介が実を結び、

日野市からオファーをいただき、

共催イベントが決まりました!

 

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テーマは、ずばり

「暮らしの中のはたらき方」です。

 

これから結婚・出産などのライフイベントを

控えられている方、また今まっただ中に

いらっしゃる方にとっては関心の高い

テーマではないでしょうか?

 

・・

 

現在、3歳の息子をもつ私たち。

私たち夫婦がまさにその当事者の

ひとりでもあります。

 

3年前、親になったことをきっかけに

夫婦ふたりで私たち夫婦のありたい

はたらき方を模索してきました。

 

・子どもを保育園に預けながらのはたらき方、

・時短勤務という時間制約の中のはたらき方、

・育児や家事を分担しながらのはたらき方、

・子どもの成長にあわせたはたらき方、

・妻である私と夫、それぞれのはたらき方

 

これらは、「はたらく」ということを

それ単体ではなく、暮らし全体で

とらえなおすということだったように思います。

 

・・

 

子どもが産まれる前までは、

残業漬けで互いに趣味は仕事、

帰宅は深夜、

住まいの日野は寝に帰るだけ、

そんな生活だった夫婦は、

 

本業の仕事はしっかりやりながらも、

 

いつの間にか、

平日の夜に家族みんなで食卓を囲んだり、

地元日野でフリーマガジンを仲間たちと作ったり、

こうやって夫婦で活動ができたり、

仕事だけではない暮らし全体を楽しめる

夫婦へと変化していきました。

 

・・

 

今回のサロンでは、

前半に私たち夫婦のこれまでの

3年間の軌跡をふまえ「暮らし全体で

はたらき方をとらえる」ミニセミナーを行います。

 

また、ミニセミナーの合間に、

ご参加者のみなさんにワークやシェアリングに

取り組んでいただきながら、後半の時間では

みなさんの「はたらき方」をより掘り下げて

いただける時間をたくさん設ける予定です。

 

・・

 

◆こんな方に最適です

 

□自身のはたらき方をゆっくり考えてみたい

□子育てしながらのはたらき方を考えたい

□パートナーと協力したはたらき方を考えたい

□自分の今後のライフプランをふまえて、

  はたらき方を考えたい

□今ははたらいていないけれど、いつか再開したい

 

 ◆サロンを通じ、こんな風に変われることを期待します

 

□自身のはたらき方を棚卸し、今後のビジョンに向き合える

□子育てしながらの自分らしいはたらき方を考えられる

□パートナーとはたらき方について話し合える関係性になる

□自分の今後のライフプランを考えるきっかけを得られる

□地元日野ではたらき方を考える仲間が得られる

 

◆内容

 

□ハタラクラブのミニセミナー

  「暮らしの中で 『はたらく』 を捉える3つのメソッド」
□自身のはたらき方を考える深掘りワーク

□ご参加者同士のコミュニケーションワーク

 

120分の講座の中で、

何回か実際に手を動かす
ワークの時間も設けています。

 

私たち夫婦「ハタラクラブ」とは

「はたらき方を考えることは、

休み方を考えること」をモットーに、

暮らし全体ではたらき方を考える夫婦ユニット。

 

妻(私:イリコ)

時短勤務のはたらく母、3年目。

本業のかたわら、

NECワーキングマザーサロン2014進行役に。

約80名のはたらく母の声を聴いた経験あり。

 

父になったことをきっかけに、自身の

はたらき方を大きく変える。週に3回の

送り迎え。

 

夫婦で意外と遊べる日野マガジンの発行など、

本業以外でも楽しみながら活動を続ける。

 

 

◆開催概要

 

日時:

9月10日土曜日 10時00分~12時00分

 

会場:

日野市 多摩平の森ふれあい館

 

対象:

※男性・女性問わず※

子育てしながら働いている方(夫婦参加も歓迎)
就労状況問わず、

働き方に関心ある方でしたらどなたでも

 

料金:無料

 

保育:1歳~未就学児先着4名の保育付
(詳細は下記リンクをご覧ください)
※1歳未満のお子様は、信頼できる方に

お預けになってご参加ください。

 

申込:日野市男女平等課

詳細は下記リンクを確認の上、

お申し込みをお願いいたします。

窓口は、日野市男女平等課となります。

 

◆ 日野市役所男女平等課

   イベントページはこちら

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みなさまにお会いできるのをとっても

楽しみにしてます!

イリコ

 

【連載】はたらくって意外と・・・ VOL.5 中村朝佳さん

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「意外と遊べる日野マガジン」に
掲載した 5名のはたらき方を
インタビューしたこのコーナー。

WEBロングインタビューの5人目です。

VOL.5中村朝佳さん

 
朝佳さんは、ライフクリエイターとして
食を通じて暮らしを提案する活動の
ほか、役者など幅広く活動をされています。
 

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-- 今はどのような仕事を?
 
朝佳さん:
ライフクリエイターと役者を
やっています。

ライフクリエイターは、自然素材で
体にいい「食」を紹介しながら、
よりよい暮らしを提案する活動です。

また、役者は映画を中心とした
作品に出演しています。
 
--  「ライフクリエイター」と「役者」
全く違う職のように思えますが?
 
そうですよね、
そう思われるのが普通かなと思います。
 
10代のとき、とことん自分と
向き合い進路選択する機会を
母からもらいました。
 
その時、感覚だけではなく、
頭でもきちんと考え、
自分の将来のために必死に
「脳みそ」を使いました。
 
何がやりたいのか・・・
その中で最初に出会ったのが
役者の仕事でした。
 
その数年の役者経験の中で
外せないと感じたのは、
台本どおりではなくて、
自分も監督とディスカッションし、
「作品を一緒に作りだしていく」
という感覚です。
 
そんな中、
体のことにも気を使うようになり、
体質改善を根本的に行いました。
そこでは、まわりの決められた
「良い」とされる食べ物を
ただ口にするのではなく、
自ら「選び、作りだしたい」と
いう感覚を痛感しました。
 
それがライフクリエイターの仕事に
つながっています。
 
そういう意味では、
どちらの仕事も与えられた仕事ではなく、
自ら考え作りだしていくという点が
一番の共通項です。
 

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 -- ライフクリエイターについては、

近々新しい展開も考えているとか?

日野は、子どもの頃から住んでいて、
お囃子の活動を5歳から続けており、
私にとっていつでも「帰れる場所」です。

 

その日野で、

私と姉が目指している「食」を

通じた暮らし提案の場を、
作ります。

 

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お米を中心としたランチや

cafe&sweetsをご用意したカフェのほか、

お味噌づくりのワークショップなど

食を通したライフスタイル提案の

イベントなども計画してきます。

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中村朝佳さん


ライフスタイルクリエイター 中村姉妹
役者
Organic cafe 星の王子さま オーナー

 

(7/28オープン予定)

【連載】はたらくって意外と・・・ vol.4 吉野隆一さん

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「意外と遊べる日野マガジン」に
掲載した 5名のはたらき方を
インタビューしたこのコーナー。

WEBロングインタビューの4人目です。

VOL.4 吉野隆一さん

 
東京都日野市の三沢にある
とうふ処三河屋の吉野さんにお話を
伺いました。三河屋さんは、
市外からもたくさんお客様が
訪れる人気のお店です。
 
 

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-- こちらのお店は先代から
引き継がれたのですよね?
 
吉野さん:
はい、そうです。
私が店に立つようになり24年になります。
先代である父の代までは、夫婦で切り盛り
する経営でしたが、家族のことも考え、
今の従業員を雇うスタイルに
大きく方向転換をしました。

きっと、子どもながらに忙しくはたらく
両親、特に母の姿が印象的だったのだと
思います。

従業員はみな「隆さん」と慕ってくれています。
若い従業員も、遠慮がちにそう呼んで
くれると、本当にうれしいですよ。
 
⁻⁻ そうなんですね。お豆腐屋さん
というと朝が早いイメージですが?
 
 
吉野さん:
 そうですね、朝の仕込みは明け方の
4時から始まります。お店の片づけや
翌日の準備などで、お店を閉めるのは
深夜1時になることもあります。

お店を片づけている間も、従業員が
中にいるならと、せっかくなので
お店を夜8時まで開けています。

お客様にはよろこんでいただきたい
ですからね。

店頭のお客様の行列が、お店の一番の
営業マンです。本当にありがたいです。
 

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--  三河屋さんというと、こだわりの
お豆腐で市外からもいらっしゃるファンの
方が多いと聞きましたが?
 
 
これもまたありがたいことです。

先代から継いだのは、私自身が
選んだ道です。であれば、三多摩
一番のお店になりたいと励んできました。

そんな中、昔は日野市内に約40店舗
あったお豆腐店も、スーパーやコンビニで
いつでもお豆腐が買えるようになり、
今は2店舗だけです。

同じ品では生き残れないので、
手間をかけたこだわりのお豆腐を
作り続けています。

豆腐だけでも15種類あるんですよ。
 

 -- 吉野さんにとって、

「はたらくって意外と・・・?」を

教えてください。

 

「人とつながる」ことです。

 

お客様のために、
一緒にはたらく仲間のために、
家族のために、
そうやって人のために動くことが
最後に自分の喜びとして
戻ってきます。

 

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吉野隆一さん

とうふ処 三河屋 店主

とうふ処 三河屋 とうふ 三河屋 日野 ドーナツ がんもどき HOME

 

【連載】はたらくって意外と・・・ vol.3 杉崎聡美さん

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「意外と遊べる日野マガジン」に
掲載した 5名のはたらき方を
インタビューしたこのコーナー。

紙面ではお伝えできなかった、
ちょっと詳しいお話をお届けします。

本日は3人目〜

VOL.3 杉崎聡美さん

 
東京都日野市を中心に、
ナチュラルフレンチのケータリングを
行っている杉崎さんにお話を
うかがってきました。

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-- お料理一筋で今に至るのですよね?
 
杉崎さん:
そうですね。
約20年のキャリアになります。
レストランや都内ホテルで
働いてきました。 
今は、お料理をお届けする
ケータリングスタイルで
起業しました。
 

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⁻⁻ 複数のキャリアの中で
一番印象残っているのは?
 
杉崎さん:
 10年ほど前に勤めていた
新宿にあるホテル
レストランでの勤務です。
お客様のご要望に対して
決してNOと言わない、
ハイレベルのホスピタリティを
学びました。

実は、当初はフランスでの
料理修行までの間に
派遣で働く予定だったのです。
 
でも実際は学びが本当に多く、
フランス行きを辞めて、
引き続きこちらで
働くことになったのです。
 
フランス行きは
「今じゃない」という感覚でした。
 
結果、こちらで夫と出会うという
縁にも恵まれました。
不思議なものですね。
 
 
--  そうなんですね。
そもそも料理の世界に
入られたきっかけは?
 
高校後の進路を考える際、母に
「自分の人生、自分で決めなさい」
と言われました。

当時、まわりは大学進学を選ぶ中
自分のやりたい気持ちに従い、
料理の学びの道を選びました。

母曰く、子どもの頃から
おままごとの料理の完成度が
すさまじく高かったと聞いています。

黒砂、白砂、そしてドングリを乗せ、
粘土を溶かしたとろみのあるソースを
かけるこだわり様だったようです(笑)
 
--  なるほど!ところで、
今のケータリングという
スタイルにはどうやって?
 
一番のきっかけは、子どもが
産まれたことです。
 
勤務先までの距離や
夜間の勤務などを考えた場合、
色々理由がありましたが
はたらく方に迷惑がかかる、
というのが一番の理由で
ホテルを辞めることにしました。

それから、日野市で子育てしながら、
近隣のレストランなどで働き、
ここで今につながる有機野菜や
ナチュラル料理に出会いました。

そんな中、改めて自分のはたらき方
を考えた時に、雇われる形よりも
自分らしく起業するスタイルに
行き着いたんです。

それから日野市の創業スクールで
起業の基礎を学びました。

当初は店舗経営するプランを
練っていたのですが、
どうもしっくりこない。
 
色々悩んだ結果、
店舗を持つのは「今ではない」と
感じたんです。
 
結果、今のケータリングの
スタイルにたどり着きました。
 
何としても店舗を構えなきゃ
という見栄は削ぎ落とされ、
本当に等身大の自分
いきついた感じです。
 

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-- 店舗を持つのは今じゃないと
感じた具体的なきっかけは
あったのですか?

自分がストレスを感じながら
仕事をするよりも、まずは自分の
環境をいたわること、そして自分の
家庭をまわすことが今は一番だと
考えました。
 
その時、様々な負担もでてくる
店舗は、今のタイミングじゃ
ないなと気付いたのです。 
 
今はケータリングの仕事が
しっくりきていて、とても楽しいです。
 

 -- 杉崎さんにとって、

「はたらくって意外と・・・?」を

教えてください。

 

「循環させる」ことです。

 

まずは私の家族が円満で、

自分が元気で満たされている事を

大切にしています。

 

その満たされた感じが、料理を通じ、

お客様へ、そしてその家族・友人に

つながっていくと思っています。

 

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杉崎聡美さん

料理人/ ナチュラルフレンチケータリング

Kizagisu - kizagisu ナチュラルフレンチのケータリング

 

【連載】はたらくって意外と・・・ VOl.2 藤林徹さん

 

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「意外と遊べる日野マガジン」に
掲載した 5名のはたらき方を
インタビューしたこのコーナー。

紙面ではお伝えできなかった、
ちょっと詳しいお話をお届けします。

本日はおふたりめ~

VOL.2 藤林徹さん

 
すぐのところで居酒屋を営む藤林さん。
 

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インタビューに伺った当日は、
奥さまと娘さんとお店に
立っていらっしゃいました。
 
お店や今のはたらき方への
思いを伺いました。

 

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-- 店内に入って一番に目につくのは、
釣った魚たちの写真ですね。
釣りはお好きなんですか?
 
藤林さん:
 
もともと釣りが大好きで、
好きが高じて居酒屋に至ったんですよ。
 
お店の定休日である日曜日は、
「釣りDAY」と決めていて、
東京湾や千葉のほうまで釣りに行きます。
 
その魚を、お客様にお出し
することもありますよ。
 
⁻⁻ 釣りは朝早いですが、
居酒屋さんって夜も遅いですよね?
 
藤林さん:
 
普段も魚を市場に仕入れに行くので、
朝は結構早いです。夜も当然遅いですが、
不思議と「休みたい」とか
「つまらない」とか一切思わないんですよ。
 
10数年まではサラリーマンとして、
朝は始発、夜は終電の生活を送っていて、
そのときと比べると、今はすべて自分の責任。
 
その分、好きなことができて、
自由だから楽しいんでしょうね。
 
--  仕事が楽しいって、
シンプルですが外せないポイントですよね?
 
そうですね。
例えば、うちのメニューは、
まず作り手である私が
作るのを飽きてしまったタイミングで
メニュー変更なんですよ。
 
作り手が飽きる頃には、
きっとお客さんも飽きちゃうでしょうからね。
なので、メニューは本当に頻繁に変わります。
 
 

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--  なるほど!あと、本日はご家族で
お店に立っていらっしゃいますが?
 
妻と2人でやっているお店ですが、
最近は娘も手伝ってくれるように
なりました。
 
小さな時から人がいらっしゃって
大人にも囲まれる環境で育ったので
抵抗感ないんでしょうね。
 
-- 最後に藤林さんにとって
  「はたらくって意外と・・・」を教えてください。

私にとっては、『遊びの延長』ですよ。

 

(そう語るその表情は、
 釣りに夢中な少年のようでした。

   今度は取材でなく、おいしいお魚と
 お酒をいただきにきます!)

 

イリコ (記)


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藤林徹さん
居酒屋 魚一 店主

魚一 - 豊田/居酒屋 [食べログ]

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【連載】 はたらくって意外と・・・ Vol.1 安住楽風さん

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「意外と遊べる日野マガジン」に
掲載した 5名のはたらき方を
インタビューしたこのコーナー。

紙面ではお伝えできなかった、
ちょっと詳しいお話をお届けします。

VOL.1 安住楽風さん

日本に古くから伝わる茶道。
そこで使う、抹茶をすくう道具の
「茶杓」を 作っていらっしゃる
茶杓師、安住楽風さん。

一本一本竹を選び、手でけずる。
そのモノづくりにこめた
思いをうかがいました。

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-- 茶杓師って珍しいですよね。
   何かきっかけがあったのですか?


安住さん:
そうですね。 茶杓は、茶道で抹茶をすくう、
ただそのためだけに使用する道具です。

本当にそのためだけに使うので、
茶道をされない方にはまったく必要のない、
ちょっと特殊なものだと思っています。

私はもともと数十年来、
茶道をやってきていて、
最初は道具を使う側だったのですが、
好きが高じて ひょんなことから
茶杓を作ってみたいという興味が
湧いたのがもともとのきっかけです。

その根底にあったのは、
ものづくりが好きだったり、
ちょっと職人気質なところが
あったのかもしれません。

ただ、作るといっても最初は
見よう見まねでした。
私には、特に茶杓づくりの師匠がいないので、
歴史書や古文書を読み解いて、
当時の利用背景や 寸法などを
読み解き学んでいきました。

⁻⁻ 古文書ですか!?すごいですね。


安住さん:


もともとの茶杓のルーツは、
薬をすくう「薬さじ」だったのですよ。

 

そこから派生して
今の茶杓が生まれました。
千利休の時代は、茶席ごとに
使い捨てだったと聞いています。

そういった時代背景も読み解きながら、
制作していくと 作品としての
ブレがなくなります。
これまで1000本くらい作ってきましたよ。

でも、私はそういったこれまでの
茶杓の基本は おさえつつも、
もっと面白いもの楽しい茶杓も
作ってきたいと考えています。


(といって見せて頂いたのは、
伸び縮みをする茶杓。 名付けて亀杓。)

--  作品は個展などに出されているのですか?

はい、5月に三鷹で個展を、
昨年はパリでも 3人展という形で
出展してきました。

またライフワークとして、
茶杓づくりのワークショップも
月に一度開催しています。
竹に自分で線を描き、
けずっていく。
夢中になりますよ!

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そして、茶杓文化を人に
伝えることにも興味があり、
先日京都造形芸術大学の先生に
手紙を出させていただき、
ご縁がありこの夏に講座を
行うことになりました。

自分の少しのアクションから、
お話がつながり とてもうれしく
楽しみにしています。

-- また、茶杓師以外にもお仕事をされているとか?

メインの茶杓師のほかに、
同じく趣味が高じて珈琲店の
オーナーもやっています。

こちらは、もともと珈琲が好きで
焙煎にも熱中しはじめたんです。


数年経った頃、友人たちが買って
くれるようになり、あれよあれよという間にお店を開くことになっていました。


茶杓も珈琲も私にとっては同様で、
興味のあるものに目を向ける、
まずは気持ちのむくままにやってみる。

そこからさらに自分の知りたい欲が
湧いてきて、 学び続けて本当に
仕事になっていくという感じです。

やがて、ひとよりひとつでも、
ふたつでも頭が出れば
プロになれると思いますよ。
そのあと真剣に学び続けていけば
いいのですから。

-- なるほど!
  最後に安住さんにとって
  「はたらくって意外と・・・」を教えてください。

私にとっては、『愉しむこと』です。
茶杓作りも珈琲もまずは自分が作ってみたい、
おいしいものを飲みたいという
とても素直な遊ぶ感覚がはじまりでした。
そして、その感覚は今も続いています。

イリコ (記)
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安住楽風さん
竹坐会 茶杓師 / 珈琲店 和楽 店主
コピーライター / ヒプノセラピスト

【 連載はじめます! 】

こんばんは、
イリコです。

この週末は梅雨の晴れ間。
季節が一歩一歩夏に近づいています❤︎

さて、みなさん
意外と遊べる日野マガジン5号は、
お手にとられましたか?
まだの方は日野市内のお店にGO!

今回の特集は、はたらく。
「ハタラクラブ」と「himazine」の
コラボ企画です!

日野市内を中心にはたらく5名の方に
はたらくをたっぷり語っていただき、
記事にしました〜(^-^)

でも、紙面の都合で紹介できているのは
お話のごくごく一部!!

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というわけで、
載せられなかったお話を
ドドンとウェブ上でご紹介していく
予定です。

5名のみなさんの
「はたらくって意外と・・」
水曜から5週連続でお届けします!

お楽しみに❤︎

イリコ